#Engineer

社員紹介

2000年 キャリア入社K.T

「一から創り上げる」誇りと 次世代へ繋ぐ技術のバトン。 独自の技術領域で世界を支える矜持

Profile

エンジニアリング事業部 技術統括部 機械部に所属。2000年キャリア入社。三井金属グループ内外のプラント建設や設備導入を担う機械部のキーマン。既存設備の改良から、前例のない新規プロジェクトの立ち上げまで幅広く手掛ける。海外顧客とも密な信頼関係を築き、現場のニーズを形にする「形のないところから最適解を導き出す」実力派エンジニア。

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【仕事のこだわり】

ゼロからイチを生み出す挑戦。「既存に負けない精度」を追求する日々

私は現在、エンジニアリング事業部の機械部に所属し、主に三井金属グループおよび社外のお客様に向けたプラントの立ち上げや設備導入を担当しています。

私たちの仕事は、単に決まった機械を設置することではありません。日頃からグループ内で「どうすればより良くなるか」とアイデアを出し合い、既存設備の改良を続けています。特に印象深かったのは、直近で取り組んだ「一からプロジェクトを作り上げる」経験でした。

これまで社内で実績のなかったものを、設計の段階から完全にゼロベースで構築したのです。他社の既存設備に引けを取らない精度を出すことは大きな挑戦でしたが、チーム一丸となって試行錯誤を繰り返し、最終的に実機として稼働させた時の喜びは格別でした。お客様によって求めるサイズや能力は千差万別。常に「全く同じものはない」という前提で、一歩進んだ工夫を盛り込むことが私たちの日常です。

【仕事の姿勢】

達成感は50%、残りの半分は現場の安心と満足

プラントが完成した時の感想は、正直なところ、完成した瞬間の達成感は50%程度です。嬉しいというよりも、まだ気が抜けないという感覚の方が強いですね。

残りの50%は、実際にユーザーがプラントを動かし、所定の性能が出て、満足して製品を生産できていることを確認できた時に埋められます。そこで初めてホッとし、安心と100%の達成感に変わるんです。

これはトラブル対応時のチームワークにも通じます。問題が起きた際は、即座にメンバー間で共有し、現場対応が必要なら人を投入し、会社側は必要な計算やバックアップを行う。品質管理の専門部署とも連携し、組織力で解決に当たります。すべては、お客様に安心をお届けするため。その一点に尽きますね。

【仕事の醍醐味】

信頼の鍵は「9割の雑談」。誠実なコミュニケーションが現場を動かす

お客様や取引先との関係性において、私が大切にしているのは「誠実さ」と、意外にも「雑談」です。

海外のお客様とはトークアプリなどで頻繁に連絡を取り合いますが、内容の9割は「最近の日本はどう?」といった他愛のない雑談です。しかし、この日頃のコミュニケーションがあるからこそ、残りの1割である「装置の調子」や「改造の相談」といった本音のやり取りがスムーズになります。

相手が何を求めているのかを深く汲み取り、迅速に対応する。教科書通りのようですが、現場に長期間滞在して対峙し続ける私たちにとって、普段からの「仲の良さ」こそが、助け合える強固な信頼関係の土台になるのだと感じています。

【ものづくりの姿勢】

こだわりを捨てることが、独自のこだわり

私たちはあえて特定の形にこだわらないようにしています。海外メーカーなどは「自分たちの機械の仕様に合わせて製品を作って欲しい」というスタンスの場合もありますが、三井金属エンジニアリングは違います。

お客様の要望に合わせてサイズも性能も徹底的にアレンジする。この柔軟性こそが私たちのこだわりです。私たちが身を置くのは、競合が少ない極めて専門性の高い世界。だからこそ、伝統的に培われた技術や性能をベースにしつつ、お客様が望む最新技術を柔軟に取り入れていくスタイルが定着しています。

ただ、個人的には「変革」のスピードにはもっと貪欲でありたいと思っています。モータースポーツの世界で欧州メーカーが台頭しているように、失敗を恐れず、即断即決で新しいアイデアを試す姿勢。日本のものづくりの良さを守りつつも、スピード感を組織としてさらに強化していく必要があると考えています。

【仕事のやりがい】

社会の「基本の基」を支える誇り

私たちの仕事は、社会インフラの根底を支えています。

例えば、銅鉱石から純銅を作り出すプロセスの機械。そこで作られた銅は、薄いテープや線になり、巡り巡って皆様が手にしているiPhoneなどの電子機器の基盤に使われています。

自分たちが作った装置が、現代社会に欠かせない製品の「元」を作っている。それは大きな誇りです。また、現場で実際に操作する方から「作業が楽になったよ」と言っていただける瞬間は、何にも代えがたいやりがいを感じます。

【目指す姿】

AIに代替できない「知の守護者」

将来は、大きなプロジェクトを牽引するのはもちろんのこと、「Kさんに聞けばすぐに答えが返ってくる」と言われるような、圧倒的な知識量と判断力を備えた人材になりたいですね。

昨今はAIの進化が目覚ましいですが、私たちの領域は非常に特殊で、経験則がモノを言う世界です。検索エンジンでも辿り着けない答えが現場には溢れています。そうした経験に基づいた暗黙知を自分の中に蓄え、それを次世代へ伝えていくこと。会社を存続させ、技術を絶やさないための「頼れる盾」のようなビジネスパーソンを目指し、これからも現場一筋で磨き続けていきたいと思っています。