酸素プラント

自熔炉へ酸素を供給するため、酸素プラントを設置し酸素を生成します。
酸素プラントとは、吸着材を充填した吸着塔に空気を送り、空気中の窒素を吸着し、吸着塔上部から高濃度の酸素を発生させます。
窒素を吸着し終わった塔は、バルブの切換えにより、塔内を減圧し、吸着した窒素ガスを脱着、排出することで吸着剤の再生が完了します。

~PSA方式とVSA方式~
圧力を変化させて酸素を分離する方式をPSAといいます。
PSA方式は、当初は高圧(0.3MPa)程度に加圧して、大気圧に減圧して吸着剤を再生する加圧式です。加圧式は現在でも小型のものに使用されています。
それに対して、大型化、省エネルギ を目的として開発された大気圧以下で吸着剤を再生するものをVSA(Vacuum Swing Adsorption)と呼びます。

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